【肌悩み】大人ニキビを増やさないようにするには

大人ニキビとは、20代以降にできるニキビのことをいいます。

大人ニキビは「吹き出物」とも呼ばれますが思春期の頃にできるニキビとは違いがあります。
フェイスラインや口の周りにできやすく、治っても繰り返しできたり跡に残りやすかったりします。

私自身、20代の頃に顔中ニキビだらけになり・・・かなり落ち込み・悩んだ経験があります。
その頃の私は、会社員で肌知識や化粧品の知識もなくて右往左往しましたが、なんとか克服することができました。
今、このエステティシャンという仕事をしているのも、何かのご縁なのかなとも思います。

その時の経験もふまえて、今回は、大人ニキビについてお話ししていきたいと思います。

ニキビはなぜできる?

ニキビができる仕組み

①皮脂の過剰分泌・・・あらゆる要因から皮脂が過剰に分泌され皮脂が毛穴に詰まります
②皮脂のつまり・・・皮脂が酸化してフタをしてしまいます
③細菌の繁殖・・・毛穴が皮脂でフタをされ中で菌が繁殖します。

そうすると

炎症反応を起こし、赤み・腫れ・痛みを生じたニキビができます。

考えられる要因
・遺伝的なもの・生活習慣・ストレス・化粧品(スキンケア・ベースメイク)

ニキビを増やさないようにするには?

・さわらない
必要以上に触らないことが必要です。赤み・炎症がある場合、お肌が悲鳴をあげています。なるべく触らないことをおすすめします。
ニキビができるとつぶしがちですが、赤みが増してさらに気になる症状ができてしまいます。さらに傷になってニキビ跡になってしまいますので、なるべく触らないように心がけましょう。

・毎日の洗顔
ニキビができると皮脂が過剰に出ているからしっかりクレンジング・洗顔しなくてはと思いがちですが、もしかしたら肌が乾燥をしているサインかもしれません。
肌が乾燥していると皮脂をもっと出さなくちゃと過剰分泌になっている可能性があります。
もしオイルクレンジングを使っているようでしたら、ジェルクレンジングなどに置き換えてみてください。
石けん洗顔もお肌が乾燥する原因になりますので、弱酸性の泡洗顔がおすすめです。
そして大切なのは、すすぐ時の水の温度です。寒い時期だと熱いお湯だったり熱い時期だと冷たい水ですすいでいませんか?これも乾燥の原因の一つです。
水の温度は、32℃(人肌よりも冷たく感じるくらいのぬるいお湯)ですすぐようにしましょう。

・生活習慣の改善
バランスの良い食生活をとり、適度な運動をして、規則正しい生活をしてしっかり睡眠をとる。
これって20代の頃はなかなかできませんよね(汗)
私自身、20代の頃はストレス発散!ということで夜遅くまで飲み歩き、不摂生が続く毎日を送っていました。もちろん運動もできません。ジム通いは続いた試しがありません。20代の頃は体力があるので体を壊すことはありませんでしたが、これもニキビができる原因だったなと今では思います。
なかなか改善が難しい部分ではあるかもしれませんが気をつけてみましょう。

・保湿
大人ニキビができるとき、部分によってお肌の乾燥が気になりませんか?
皮膚表面の水分と油分のバランスが整っている状態がお肌にとっては良い状態です。
乾燥するからとさらに油分を加えることはNGです。
水分をたっぷり補給しましょう。その場合、ローションパックがおすすめです。朝晩の3分間のローションパックをすることでお肌がふっくら保湿されます。

秋の肌乾燥はローションパックでうるおい復活


ローションパック後は乳液で水分が蒸発しないようフタをしてあげましょう。
まずは赤みや炎症を抑えるお肌を鎮静・修復することができる保湿が1番です。

・適切な化粧品
肌質に合った化粧品を選ぶことは本当に大切なことです。
広告やインフルエンサーの情報を見て、良さそうだなと安易に選んでいませんか?
肌には、4つのタイプがあります。

自分の肌に合ったものを使わないとお肌は一向に良くなりません。
大人ニキビができるということは、お肌が敏感なため一般のどの化粧品でも合うとは限りません。
キレイになるために使っているはずの化粧品でお肌をいためている可能性があるなんて悲しいですよね。
私自身、使っていた化粧品が自分のお肌に合っていないことを知ってサロン専売化粧品に変えたことからお肌は改善していきました。

長期間大人ニキビが改善しないときは、専門家の意見を聞くことが大切です。
皮膚科やエステサロンでお肌を見てもらうことで安心できることもたくさんあります。

自分のお肌を知って、健やかで美しいお肌をつくっていきましょう。