前回のお肌のお話の続きです。
*まずは、こちらの記事から読むのがおすすめ
今回は、表皮の下の部分にあたる真皮についてです。
真皮全体の70%はコラーゲンとよばれる繊維が占めています。このコラーゲンを結合しているのがエラスチン繊維とよばれ、コラーゲン繊維とエラスチン繊維の骨組みを埋めているのがヒアルロン酸などのゼリー状の物質となります。
真皮の役割
コラーゲン・・・弾力
エラスチン・・・ゴム
ヒアルロン酸・・・クッション
若いうちは、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などを順調に生み出しています。
年齢とともに生み出し方が減ったり衰えたりするため、ハリや弾力がなくなってきます。
表皮部分はうるおいを保つ部分なら真皮部分はハリや弾力を保つ部分となります。
古くなったゴムや使い古されたクッションのように、弾力を失ったゴムは表皮を支えきれなくなりクッションもへたってきます。
それがシワやたるみの原因となります。
シワやたるみの原因は加齢だけでなく他にもあります。
・紫外線
・酸化
・糖化
これらも真皮に対して大きな影響を与えてしまいます。
年齢を重ねることを止めることはできませんが、紫外線をカットすること、酸化や糖化を進めないことはセルフケアでも可能なことです。
”加齢を止めることはできないけど老化を遅らすことはできる”
私は、そう思っています。
50歳の今、美容医療や高額なエステに頼ることなく今のお肌に満足することができているのは、20代後半から肌のことを知り、自分に合った化粧品を使い、自分に合った美容法をしているからかなと思っています。
次回は、「知っておきたい自分の肌タイプ」について説明しますね。