シミに悩んだら、まず知っておきたい「原因」と「正しい対策」

年齢を重ねるごとに気になってくる“シミ”

鏡を見るたびに、「これっていつからあったの⁉︎」なんて思うこと、ありませんか?

シミには種類があって、それぞれ原因や対策が違うんです。

間違ったケアを続けてしまうと、かえって悪化させてしまうことも…汗

今回は、多くの大人女性が抱える「3つの代表的なシミ」について、それぞれに合ったお手入れのコツをご紹介します。

【老人性色素斑(ろうじんせい しきそはん)】〜いちばんよく見る“ポツンとシミ”〜
(特徴)
頬やこめかみにできやすい、丸くて濃い茶色のシミ。
シミのふちがくっきりしていて、年齢を重ねると目立ちやすくなります。

(原因)
実はこれ、“紫外線ダメージ”や日々の習慣が蓄積して、出てきたもの。
日焼け止めを塗らずに外で過ごしていた…肌を摩擦することが多かった…そんな経験、ありませんか?

(対策)
①今からでも遅くない!紫外線対策を毎日コツコツ。
 → 曇りの日でも、窓からも紫外線は入ってきますよ。
②美白成分の入ったスキンケアを使う。
③ターンオーバーを整えるために、睡眠・栄養・保湿を意識して。

即効性はなくても、コツコツ続けることで少しずつ薄くすることは可能です。

【肝斑(かんぱん)】〜ぼんやり広がる“もやシミ”〜
(特徴)
左右対称に、頬骨のあたりにもや〜っと広がる茶色いシミ。
一見くすみっぽく見えることもあります。

(原因)
女性ホルモンの影響が強く、妊娠・出産・ストレス・睡眠不足などで悪化しやすいタイプ。
さらに、こする刺激でも悪化するという、とてもデリケートなシミです。

(対策)
①顔を絶対にこすらない!洗顔・クレンジング・タオルは優しく。
②保湿をしっかり行い、肌のバリア機能を高める。
③ストレスケア・睡眠を整えることも、立派なスキンケア!

強い美白ケアは逆効果になることもあるので注意!

【炎症後色素沈着】〜ニキビ・かぶれの跡がシミに?〜
(特徴)
ニキビやかぶれ、ムダ毛処理のあとなどにできる、ぽつぽつとした茶色い跡。
肌トラブルの“あと”にできることが多いです。

(原因)
炎症が起きた部分にメラニンが過剰に作られ、色が残ってしまった状態。
特に、肌を触りすぎたり、刺激を与える習慣がある方に多く見られます。

(対策)
①炎症を悪化させないように清潔に&早めに対処!
②メラニン対策に、ビタミンC入りのスキンケアを取り入れる。
③紫外線対策をきちんと行って、色素沈着を進行させないように。

こちらも、肌の回復力を助けることで時間とともに改善が期待できるタイプです。

「シミ」と一言で言っても、原因も対策も実は全然ちがいます。
だからこそ、「自分のシミはどのタイプ?」と知ることが第一歩!

そして大事なのは、焦らず、肌に合ったお手入れを丁寧に続けること。

未来の自分の肌は、今の自分の選択で変わります。
シミが気になってきた今こそ、自分の肌と向き合ってみませんか?