何となく疲れた感じ、老けた感じの印象を感じる目の下のクマ。
気になる方も多いのではないでしょうか?
目のクマというと寝不足や疲れが原因と考えがちですが、年齢を重ねるとそれだけでなく老化も加えられます。
眼球の周りはクッションのような役割を果たす柔らかい脂肪で覆われていてそれをとても薄いまぶたが支えています。
まぶたには汗腺や皮脂腺が少なく角層も薄いので乾燥しやすくとても敏感な場所です。
まばたきなどで絶えず動いてシワやたるみが起きやすく、メラノサイトの活動も盛んなため色素沈着やシミも起こしやすい部分です。
眼球を覆っているまぶたの厚さやほりの深さ、顔の形状によって年齢を重ねるとともにクマが目立って気になる方もいるのではないでしょうか?
自分のクマはどのタイプ?
クマは青クマ(血行不良型)・黒クマ(たるみ型)・茶クマ(色素沈着型)の3つのタイプに分かれます。
青クマ:主な原因は皮下組織の血液循環不良やリンパ液の滞り、目の下の薄い皮膚を通して青黒く見える状態。
血流が滞ることで起こります。目の疲れやストレスや冷え、喫煙や寝不足も原因。
改善方法としては、適度なマッサージや温冷パック、リンパマッサージの施術を受けること、規則正しい生活習慣の確立、塩分やカフェインの摂取を控えることが効果的です。
目尻を横に引っ張ると薄くなるが完全に消えない。日によって違うのが特徴です。
黒クマ:主な原因は、紫外線や加齢による皮膚の乾燥、コラーゲンの減少やむくみなどです。
年齢によりハリや弾力が低下し目の下に凹凸ができる。
改善方法としては、ハリ・弾力・むくみケアです。アイクリームなどで保湿とコラーゲン生成を促すケアやUV対策を徹底することです。
上を向くと薄くなるのが特徴です。
茶クマ:主な原因はメラニン色素の沈着です。
シミが集まって茶色く見えたり、目を擦ることや化粧品による色素沈着などが原因です。
改善方法としては、保湿や美白成分を含むスキンケア製品を使用して目元をやさしく扱いことが大切です。
引っ張っても上を向いても変わらないのが特徴です。
同時に複数のクマができることもありますが、自分はどのクマタイプかを知ることは大切です。
どのクマにも当てはまることが生活習慣の見直しです。
お肌をこすらない、ストレスをためないことや睡眠不足、食生活の乱れなどはクマだけでなくお肌にとって良いことはありません。
どんな肌悩みにも関わってくることですね。
フェイシャルエステの際はお悩みを伺いながら今日からできるようなアドバイスもさせていただいています。
一人で悩まずご相談くださいね。